2005年以降に海外旅行で訪れた国は、トランジットで利用した国を除くと3ヶ国。それら3ヶ国全てにおいて、僕が訪問して以降何らかの不幸な事件が起こっている。
・ミャンマー 2005年1月訪問
2005年4月 マンダレー、中央市場において爆弾事件。2人死亡、16人負傷。
2005年5月 ヤンゴン、貿易センターとショッピングセンターにおいて爆弾事件。19人死亡、162人負傷。
マンダレー、ヤンゴンともにミャンマーの観光都市。自分が巻き込まれていたらと想像すると、ぞっとする。
・インドネシア 2005年9月訪問
2005年10月、バリ島、クタとジンバランのレストランにおいて自爆テロ。23人死亡(内日本人1名)、129人負傷。
2006年5月、ジャワ島、大地震。5,782人死亡、36,000人負傷(2006年6月5日現在)。
バリ島は帰国後1ヶ月も経たないうちにテロが発生した。日本人が亡くなったショッピングセンターは、僕もお土産購入にためにために訪れた場所だった。
ジャワ島はジャカルタからバリ島に渡る島東端まで横断。被災中心地となったジョグジャカルタは付近の2大世界遺産、ボロブドゥール遺跡、プランバナン遺跡を巡るためのベーススポットだった。こんな大地震が襲おうとは夢にも思わなかった。
・ネパール 2006年12月訪問
2006年4月 民主化要求デモ、民政復帰
訪問した際も、トレッキングのガイドからギャネンドラ国王への国民の不満の鬱積についての話を聞いたり、マオイスト(立憲君主制の廃止、共和制の確立を標榜する毛沢東主義反政府武装勢力)対策の検問を目にしていたけれど、訪問後半年以内に政変が起こるとは思いもよらなかった。国王が軍を完全に掌握していると聞いていたのだけれど、民衆の圧力に抗し切れなかったようだ。
幸い旅行ではなく出張で訪れたニュージーランド、イギリス(ロンドン)、アメリカ合衆国(ニューヨーク)ではまだ何も起こっていない。それにしても、もともと治安が良いイメージがない国を訪れているとはいえ、このように100%何か起きていると、次回旅行先を選ぶ際にも少々悩まされてしまう。イエメン、ヨルダン、イラン、ラオスのどれかに行こうと思っていたのに、どうしよう。
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